巨人が今季初の“有観客”で完敗…中止を挟み3連敗 復帰の坂本は4の0

 8回、坂本は中飛に倒れる(撮影・佐々木彰尚)
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 「巨人4-9ヤクルト」(11日、ほっともっとフィールド神戸)

 首位の巨人が1日遅れで迎えた“有観客”の再開試合で2位ヤクルトに完敗を喫した。降雨中止を挟みながら、3連敗となった。

 巨人は5日の中日戦で敗れてから、7日、8日の阪神戦が降雨で中止。9日は阪神に敗れ、10日も降雨中止となっていた。9日の敗戦で今季初連敗していたため、3連敗も今季初。ヤクルトとのゲーム差が0・5となった。

 1点を追う初回に岡本の2点打で逆転し、いい流れをつかんだかに見えた。しかし、二回、「2番・遊撃」でスタメン復帰した坂本の失策もあり同点にされると、四回には1死三塁から雄平の浅い左飛で三走の村上がタッチアップで生還。勝ち越しを許した。

 何とか踏ん張っていた先発のサンチェスが六回に山崎のタイムリーで4失点目を喫して降板。七回には鍵谷が2死一、二塁から青木に2点適時二塁打を、八回にはビエイラが無死三塁で雄平に適時打を浴びるなど、救援陣がつかまり点差を広げられてしまった。

 復帰の坂本は4打数無安打で九回に鍬原が登板した際に2番に入ったため途中交代した。

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