オリックス・伏見 左アキレス腱断裂から復活!431日ぶりの一発

 「オリックス4-4日本ハム」(9日、京セラドーム大阪)

 オリックス・伏見の意地の一撃は逆転された直後の六回に出た。2死からバーヘイゲンのスライダーを完璧に捉え、左翼スタンドに運ぶ反撃の一発となった。

 これが昨年5月5日・ソフトバンク戦以来、431日ぶりの本塁打。昨年6月18日の巨人戦では三振した際に左アキレス腱を断裂。選手生命も危ぶまれる中、この日は1年ぶりに捕手としてスタメンに戻ってきた。

 つらいリハビリだった。「復活するイメージが湧かない」と弱音を吐くこともあったが、捕手としての復帰という目標を忘れることはなかった。

 「(捕手として)まったく出ていなかったので不安はあった。六回まで出られたのは僕の中ではデカイ」

 残念ながら勝利とはならなかったが、確実に復活の一歩は記せた。

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