DeNA・ラミレス監督が佐野に助言「ホームランも出てくる」
「広島(降雨中止)DeNA」(7日、マツダスタジアム)
DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)が、佐野に本塁打が出始めることを予言した。新4番はここまで打率・350、8打点と実力を発揮しているが、本塁打はゼロ。この日の広島(マツダ)は降雨中止となり、チームは室内練習場で汗を流した。
打撃ケージに向かう佐野に、ラミレス監督が声を掛けた。5分間、身ぶり手ぶりを交えてアドバイスを送る。「技術的な細かいところで、気付いたことがあったので話をしました。その小さいところ(を修正すること)でホームランも出てくると思います」
修正ポイントは限りなく小さいとしつつ、「バットのヘッドが寝てしまっていて、それでそのまま振る感じなので、フライとか内野ゴロが多くなる。テイクバックでバットのヘッドがピッチャー寄りに入らないように」と説明した。
チーム打率・297はリーグトップ、76得点はリーグ2位と打線が好調だ。その中で佐野に本塁打が出始めると「ラインアップ的にも強力」と指揮官。年間通して20本塁打以上を打てる力はあると見ており、ここまでノーアーチだが心配はしていない。
ただ、「一番重要なのは得点圏でいかにランナーをかえすか」と付け加えたラミレス監督。成長の過程にある背番号44に熱視線を送っていく。