オリックス【きょうは何の日】2003年、ついに!日曜日23連敗で止まる
「オリックス9-4日本ハム」(2003年7月6日、ナゴヤドーム)
前年8月4日の勝利を最後に負け続けた“世界的珍記録”日曜日連敗が『23』でついに止まった。
レオン・リー監督は試合後、子供のようにはしゃぎ回る。報道陣の前で深々と頭を下げたと思えば「日曜オワリネ、イエ~!」と日本語で絶叫。「日本シリーズに勝ったような気分だ」と喜びを爆発させた。
勝利の立役者は2日に来日したばかり、負の流れを知らない新外国人ジェイソン・フィリップス。初先発で7回3失点の好投で初勝利を挙げた。
「すごくエキサイトしたよ。みんながいい仕事をしてくれたからね」
三回に2点を先制された直後に日高剛の一発に谷佳知、山崎武司の適時打で逆転。五回には谷が8号2ランで突き放した。
谷は「とんでもない記録になったからみんな気にしていた」と安どの表情を浮かべた。
逆転の口火を切る一発を放った日高は「僕がスタメンの日に勝つの久しぶりなんだよね」と5月30日以来の“先発勝利”を喜んだ。
当日のスタメンは次の通り。
(5)大島公一
(4)塩崎 真
(8)谷 佳知
(7)ルーズベルト・ブラウン
(3)山崎武司
(9)塩谷和彦
(D)ホセ・オーティズ
(2)日高 剛
(6)平野恵一
(P)ジェイソン・フィリップス