巨人・原監督 ミスター超え持ち越し 連勝3でストップ
「巨人4-6中日」(5日、東京ドーム)
巨人は好調の打線が終盤に追い上げたが、力尽きた。連勝は3で止まり、長嶋終身名誉監督を超える監督通算1035勝目は持ち越し。原監督は「ここ一本というのが出なかった」と唇をかみ締めた。
開幕から2戦2勝の先発・サンチェスを三回途中6安打3失点、わずか36球で降板させた。「ズルズルいきたくなかった」と救援陣に託したが、五回と九回に追加点を献上。勝機を逃した。
それでも、首位を走る原巨人の勢いは止まらない。「チームは生きているわけだから。目ん玉がギラギラしている人間を出すのが正しいと思います」。故障離脱していた大竹が、7日・阪神戦(甲子園)から1軍に昇格予定。今後6カード連続で本拠地、東京ドーム以外での戦いとなるが、分厚い戦力でセ界を圧倒する。