ヤクルト、6安打10得点で乱打戦制す!2位浮上まで、あと0・5差

 3回、勝ち越し2ランの青木(右)が笑顔でガッツポーズをする(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト10-8DeNA」(4日、神宮球場)

 2位VS3位の直接対決、第2ラウンドは高津ヤクルトに軍配が上がった。相手のミスを見逃さない積極的な姿勢で、6安打10得点と効率良く点を重ねて乱打戦を制した。これで2位・DeNAとのゲーム差は0・5。連敗は許さなかった。

 まず見せ場を作ったのが、絶好調の西浦だった。1点を追う二回に、無死一塁からスライダーを強振。白球を右中間席へと運び、リーグトップタイの5号を記録した。「後ろにつなぐ気持ちでしたが、しっかりと捉えることができていい角度で上がってくれました。風に助けられました」と笑顔がはじけ、巨人・岡本、広島・鈴木誠に並んだ。

 さらに青木も三回に今季2号を放つなど、マルチ安打の大活躍。同点で迎えた六回に山崎の犠飛などで勝ち越しに成功し、七回には山田哲の三盗など足が絡んだ攻撃で得点を積み重ねた。DeNA打線の15安打に対し、ヤクルト打線は半分以下の6安打。効率よく得点を重ね、勝負強さを見せつける形となった。

 先発の小川は我慢の投球となった。味方の援護を守り切ることはできなかったが、勝ち越されることは防いだ。6回8安打4失点で、今季2勝目。「少しまとまりすぎた」と反省点はあるものの、「その中でも根気よく粘って投げられた」と前を向いた。その後の梅野、マクガフはピンチを背負いながらも、最少失点に防ぎ、最後は石山が苦しみながらも締めくくった。

 一方のDeNAはソトの2ホーマーなど15安打を放つも、9残塁。九回に守護神・石山から2得点を奪う猛追を見せたが、あと1本が出なかった。また先発に抜てきした中川虎が、期待に応えることができず。3回4失点で降板となり、早期継投を余儀なくされた。

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