ヤクルト・西浦がまたしても逆転弾 鈴木誠、岡本に並ぶリーグトップの5号

 「ヤクルト-DeNA」(4日、神宮球場)

 ホームラン王へのダークホースになるかもしれない。ヤクルトの西浦直亨内野手(29)が、またしても大仕事をやってのけた。第5号2ランは逆転弾。7月に入り、わずか4試合で4発を放つなど絶好調男は止まらない。

 1点を追う二回だった。先頭の村上が四球を選ぶと、西浦への第1打席が巡った。カウント2-2からの9球目、スライダーをすくいあげるように反応すると打球はそのまま右中間席へと飛び込んだ。先発小川を援護する逆転2ラン。「後ろにつなぐ気持ちでしたが、しっかりと捉えることができていい角度で上がってくれました。風に助けられました」と笑顔がはじけた。

 これで巨人・岡本、広島・鈴木誠に並ぶリーグトップとなった。さらに今季ここまで放った7安打はいずれも打点つきで、勝負強さも発揮。この打席で12打点目を挙げた。

 6月25日の阪神戦では劇勝となったサヨナラ逆転3ランを放ち、1日の広島戦では逆転2ラン、2日の同戦では同点弾2発。神宮に漂う神がかった覚醒の予感。西浦がもう、止まらない。

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