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巨人・岡本は「超一流の打者になってきた」内田順三氏が進化の要因を解説

 巨人・岡本和真内野手が絶好調。開幕から9試合で打率・472、4本塁打、10打点でチーム“3冠”の成績を残し、4番として存在感が増している。昨季まで巨人コーチとして岡本を指導していた内田順三氏(デイリースポーツウェブ評論家)に、好調の要因を聞いた。

 ◇ ◇

 まだ9試合とはいえ、岡本が素晴らしいスタートを切った。

 進化を感じるのは、一段とたくましさが増した肉体。広島・鈴木誠也にも同じ事が言えるが、岡本も年々体が大きくなっており、今年はより下半身がどっしりとした印象だ。土台に安定感があり、投手に対して「いらっしゃい」と言わんばかりの余裕が出ている。

 昨季までの巨人コーチ時代、彼の打撃フォームをチェックするのはまず構え。背筋が丸まず、背番号25が真っ直ぐ見えているか。これは坂本に対しても同じところを見ていたが、今季の岡本はスッと立ち、しっかり軸ができているから頭も動かない。

 スイング始動、間合いの取り方もいい。昨年、調子の悪い時は強くねじって遠くに飛ばそうとすることで、ステップ幅が大きくなり、コンタクト率が上がらなかった。力みというのはバッティングを狂わせるもので、目いっぱい振って飛ばそうとすると、スタンスも広くなり、ボール球にもバットが止まらなくなる。

 だが、今は力をうまく抜く技術も上がったことで、選球眼も良く、相手の失投を確実に仕留めている。今日、左中間に打った本塁打も見事だったが、バットもしっかり内側から出ているからこそ、広角に打球が飛ぶ。4本塁打のうち3本はセンターから逆方向に出ているのが、その証しだろう。

 まだまだ早い話だが、この様子なら当然、タイトルも狙える位置にくるだろう。目標設定を高くするのは悪いことではない。彼の場合、打率に重点を置けば振り回さなくてもフェンスオーバーする。2年結果を出し、今年で3年目。いよいよ、ただの一流ではなく、超一流の打者に名を連ねるような存在になってきたね。

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