楽天・松井「力んだ」85球 2年ぶり先発ホロ苦…制球苦しみ4回降板

 「オリックス1-2楽天」(20日、京セラドーム大阪)

 2年ぶりの先発マウンドは悔しさだけを残した。今季から先発転向の楽天・松井が4回を6安打1失点。制球に苦しみ毎回得点圏に走者を背負う内容。四回終了時で球数は85球を数え、無念の降板となった。

 「どうしても点数をやりたくなくて力んでしまった。ボールを操ることができなかった」と悔しさがにじむ松井。初回に3安打を集中されて先制点を奪われ、二回は3四球で2死満塁の危機を招く。追加点こそ防いだが二回だけで33球を投じ「1イニング30球があるとゲーム的にも締まってこない。初登板で力が入った」。6月の練習試合では結果を残しただけに、シーズンでのふがいない投球に反省の言葉が並んだ。

 伊藤投手コーチも「ボールの力という面で物足りなかった。こぢんまりする必要はない。(抑えと)同じようなスタイルで先発もしないといけない」と奮起を期待。「次は言い訳できない。しっかり準備したい」と松井。本拠地登板となる次回こそ、躍動感あふれる投球を展開する。

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