ロッテ・鳥谷が移籍後初出場 八回代走から三塁守備、17年連続公式戦出場

 「ソフトバンク2-3ロッテ」(20日、ペイペイドーム)

 開幕2戦目で今季初勝利。三塁の守備位置からマウンドに歩を進め、歓喜の輪に加わったロッテ・鳥谷はナインとエアハイタッチをした。その頬は少しだけ緩んでいた。

 八回の攻撃で二走・レアードの代走として移籍後、初めて公式戦のグラウンドに立った。代走での出場は阪神でのプロ1年目、04年以来となった。

 八回裏からは三塁に入った。守備機会はなかったが、八回にジャクソンが明石にソロを浴びて1点差に迫られると、鳥谷はマウンドに駆け寄り、声を掛けた。助っ人はその直後、代打・今宮を三振に仕留めて最少失点で切り抜けた。ベテランの配慮も功を奏した形だ。

 17年連続で公式戦出場を果たした鳥谷。打席は回ってこなかったが、井口監督は「サイドスローだったり、相性が良さそうな時には、打席を含めて戦力としてチャンスを与えたい」と明言。代走や守備固めだけでなく、代打などで出場する可能性も出てきた。今は与えられた役割を果たすだけだ。

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