巨人・坂本 猛打賞!コロナ感染から完全復活 打線に口火、チーム11得点

 「巨人11-1阪神」(20日、東京ドーム)

 完全復活を印象づける大活躍だ。巨人・坂本が今季初タイムリーを含む3安打猛打賞で、虎退治に貢献。「開幕と2戦目を取れたことはチームに勢いがつくと思います。もう一つ、全員で戦い、勝てるように試合に臨みたいと思います」。開幕3連勝へ威勢よく誓った。

 打線爆発の口火を切ったのは間違いなく坂本のバットだ。初回に中堅フェンス直撃の三塁打を放ち先制のホームを踏んだ。四回も中越え二塁打後、勝ち越しのホームを踏んだ。2点リードの七回には新人・小川から左前適時打を放ち、虎の息の根を止めた。

 新型コロナウイルスの陽性反応により3日から10日間入院。18日に1軍に合流したばかりだが、開幕戦の初安打を含め計8打数4安打、打率・500とエンジン全開だ。開幕戦出場は本人の判断に委ねていた原監督も「昨日(開幕戦)よりもはるかにスイングスピードというか、体のキレが出ているところに並ではない感じがします」とうなった。

 入院中もできる限りのことはしてきた。無症状だったこともあるが、トレーニングを継続していたことがコンディション維持につながっている。開幕戦のミーティングでは「絶対優勝しましょう!」と仲間に呼びかけた。昨年のMVP男は連覇へ導くために、結果と行動でチームを引っ張っていく。

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