ソフトバンク・栗原 開幕戦初スタメンでサヨナラ打!工藤監督と歓喜「肘タッチ」

 「ソフトバンク2-1ロッテ」(19日、ペイペイドーム)

 プロ6年目で初めてつかんだ開幕スタメンで大仕事を果たした。ソフトバンク・栗原が1-1の延長十回2死三塁でサヨナラの中前適時打。打球が二遊間を抜けたのを見届けると、笑顔で右拳を握る。「最後は本当に何とか自分でしてやろうと思った」と充実感をにじませた。

 好調な打撃を買われて一塁の定位置をつかみ、2番に抜てきされた。「始めはちょっと緊張して思うような打席ができなかった」と第3打席まで凡退が続いたが、先輩たちから「打席で思い切って自分のスイングをしていけよ」と声をかけられ、持ち味の積極性を取り戻した。0-0の八回に左前打で好機を拡大し、柳田の先制犠飛を呼び込んだ。

 サヨナラ打は昨季までなら一塁を回ったところでもみくちゃにされるシーンだが、新型コロナウイルスの影響でナインはベンチ前で待ち、「あそこでよくぞ打ってくれた」と称える工藤監督とは「肘タッチ」で喜びを分かち合った。昨季8勝17敗と苦しめられたロッテに九回に追い付かれた嫌な流れを断ち切り、チームは4年連続の開幕戦白星を飾った。

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