西武・山川 4番で完走誓った「文句なしの成績を残したい」
3年連続の本塁打王を狙う西武の山川穂高内野手(28)が18日、4番での完走を誓った。6月の練習試合では10試合で5本塁打と仕上がり上々。「4番をずっと張れるように文句なしの成績を残したい」と決意を込め、チーム3連覇へと導く。
昨季は2年連続のキングに輝いたが、夏場に4番を外された。「悔しさしかなかった」。結果にも満足することなく、2020年型のシンプルなフォームを作った。「オフから取り組んできたことが大きな自信。いまさら打席の中で焦ることもない。ばたばたしていたおととしや昨年とは違う」と言い切った。
いよいよ無観客の中で幕を開ける。豪快な一発を放ち、テレビ越しに「どすこい!」を届けるのが使命だ。チームのV3と3年連続本塁打王。新たな背番号「3」とともに充実のゴールを目指す。