プロ野球 コロナ特別ルール決定 出場選手登録抹消にも特例

 プロ野球は17日、臨時の実行委員会を開き、今季の特例ルールを決定した。各球団120試合で、延長は十回打ち切り。出場選手登録枠は従来の29人から31人、ベンチ入り枠は25人から26人に拡大。外国人選手は5人の登録(ベンチ入りは4人まで)が可能となる。

 外国人選手登録については投手と野手の配分を「4対1」、「1対4」にした場合は、以降その配分のみに制限される。登録を4人とした場合に制限は解除されるが、5人に戻した時点で制限が復活する。「3対2」、「2対3」の入れ替えは何度でも可能となる。

 セは今季の上位3球団については、いずれの年度の開幕権に反映しない。来季は18年の上位3球団の本拠地で開幕する。チームに陽性者が出た場合などで試合中止となった場合は雨天中止扱いとし、日程を再編成する。個人タイトルのうち、最高勝率投手については試合数短縮に伴い、条件が13勝以上から10勝以上に緩和される。

 また、出場選手登録、抹消に関する特例も決定。新型コロナ感染の疑い(本人や家族ほか)や体調不良の症状の場合に適用。体調が回復した場合、抹消後10日以内でも登録できる。当該選手の代替選手が再び抹消された場合も、10日以内の再登録が可能。当該選手の再登録で抹消される選手は代替選手とは限らず、通常理由で抹消され、抹消後10日が経過していない選手も、代替選手としての登録が可能となる。当該選手は球団が申告し、不正申告の場合はチームに制裁を科す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス