日本ハム・野村&万波 ミレニアムアベック弾! 開幕1軍王手
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「練習試合、巨人2-6日本ハム」(12日、東京ドーム)
“ミレニアムコンビ”の夢が現実味を帯びてきた。開幕1軍入りを目指す日本ハムの野村と万波が豪快なアベック弾をさく裂させた。2000年生まれの2人の活躍に栗山監督は「うれしいね。最後の最後までチャンスがある」と開幕1軍入りの可能性があることを強調した。
同点の七回。まずは先頭の野村が左翼席への勝ち越しソロを放つと2死後、触発された万波も呼応。「飛距離は十分で、あとは切れるか切れないかだった」と2階左翼席に達する超特大の一発だ。
野村は4日のロッテ戦、万波は9日のヤクルト戦に続く1軍級相手のアーチで、持ち前の打力をそれぞれ証明。栗山監督は「開幕スタメンとかないかな、万波」と微笑み、野村に対しては守備の面でも評価した上で「自分のやるべきことに集中している。サードっぽい」と褒めちぎった。
開幕まで1週間を切り、「目標はやっぱりそこ(開幕1軍)です」と気を引き締める野村。万波も「常に1軍を目指してやっていきたいと思ってきた」と闘志はメラメラ。夢の舞台に向け、2人は最後のスパートをかける。