巨人 月2回PCR検査実施へ 他球団にもノウハウ伝える
巨人の星総務本部長はシーズン開幕後を見据え、チーム全体として月2回程度のPCR検査実施を検討していくことを4日、明かした。“withコロナ”を前提に、前代未聞の2020年シーズンを戦う。
この日の午前中には、3日に陽性と判定された坂本と大城と濃厚接触の疑いがない原監督や選手など計96人もPCR検査を実施。全員が抗体検査で新型コロナウイルスの感染歴がないことが確認されており、同本部長は「大丈夫だろうという前提です」と説明した。
早ければ5日の午前中にも検査結果が出る見通し。同本部長は今後の検査頻度に関する個人の見解を「1カ月に2回とかがいいと思いますけど」と示し、これから自チームや他球団とも協議を重ねていく方針を明かした。
また、今回のPCR検査の対応を通して得た球団独自のノウハウなどを今後、他球団にも伝えていく意向だ。全力を尽くして最適解を見つけ、何としてもシーズンを完走する。