高校野球 岡山県で独自代替大会を無観客で開催へ 赤字可能性も「3年生のため」
第102回全国高校野球選手権大会と地方大会の中止を受け、岡山県高野連が前日の21日に理事会を開き、県独自の代替大会を開催する方針を示した。
現時点では、7月10日に設定していた開幕日を7月18日に延期し、8月上旬頃までの開催を予定。遅れている学校の授業などを考慮して、土日祝で行うとした。また、無観客も検討しており、選手や関係者の安全を確保しながらの開催を模索していく。
同連盟の江口雅也事務局長は「無観客となると赤字になるかもしれない。それでも、3年生のために何とか大会をやってあげたいと思っています。(理事会でも)反対意見はなかったです」と、開催へ前向きな意向を示した。
今後は、日本高野連から配布されるガイドラインに基づき慎重に協議を進めていく予定だ。