ロッテ・鳥谷「自分はベストを尽くせた」と言えるようなシーズンに【一問一答】
ロッテ・鳥谷敬内野手(38)が17日、球団広報を通じて取材に応じ、交流戦で虎党に恩返しすることができなくなったが、“違った形”でファンに恩返しする決意を明かした。
◇ ◇
(球団広報を通じて取材に応じ)
-イレギュラーなシーズンになりますが、どう思われますか。
「自分にできることは何なのかを常に考えてやる。今回の事態は誰もが初めての経験になる。見えないものと戦っていくわけだから、どうなるかも見えない部分が多いのは当然。置かれている条件はみんな一緒。シーズンが終わって、この1年がどうだったのかと振り返ることになると思う。今年1年のことは今後にもつながるはず。その中で『自分はベストを尽くせた』と言えたらと思う」
-重点的に行っているトレーニングは。
「自分のできる範囲のことをやっています。グラウンドで自主練習の日は走ったり、キャッチボールをしたり、マシン打撃を行ったり。家では呼吸のトレーニングとかをしています。ウエートや自宅でのトレーニングも、いつも野球の動きを意識してトレーニングをしています。それをグラウンドが使える日に野球の形とつなげている作業。その繰り返し」
-マシン打撃ではどのような意識を。
「一番は自分のイメージしている感覚、打球を打てているか。打撃が現在どういう状況かを確認しています。自主練習の期間に限らず、いつもその作業の繰り返しです」
-練習以外の時間の使い方は。
「こっちでは1人暮らし。掃除をして洗濯をして自炊してという日々。こうやって家のことを全部、自分で行うと今までそれらを嫁さんにやってもらっていて、何不自由なく生活ができていたことを感じる日々。家族に改めて感謝の気持ちが強い。自炊は家族からギョーザなどを冷凍してもらったものを送ってもらって作るのがメイン。魚を焼いたり鍋でしゃぶしゃぶもします」