オリックス【きょうは何の日】09年も感染症対策 光原4年ぶり白星で9連敗脱出

 「オリックス6-0日本ハム」(2009年5月17日、京セラドーム大阪)

 大阪、兵庫で新型インフルエンザ感染者が82人も確認された。観戦に訪れた子供たちはマスクを着用。球場内ではアナウンスでジェット風船の使用自粛、手洗い、うがいの励行を呼び掛けるという異様な雰囲気の中で行われた。

 4月後半には首位に立っていたオリックスは泥沼の9連敗中。この試合に今季初登板の光原逸裕を先発マウンドに送る。大石大二郎監督の期待に応えるように右腕は好調の日本ハム打線に対して、低めを丁寧に突く投球で5回3安打無失点。

 打線も二回に下山真二が5号ソロで先制するなど3安打3打点の活躍。光原にルーキーだった2005年以来、4年ぶりとなる白星をプレゼントした。

 光原は「長かった。家族が支えてくれた。僕よりも家族のほうが心配していたので…」と涙をこらえた。

 打のヒーロー下山はお立ち台で「インフルエンザがはやってるのでうがいと手洗いお願いします」と呼び掛けた。

 日本ハムは試合後に大阪から札幌へ移動。梨田昌孝監督、スタッフ、選手ら全員がマスクを着用した。

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