白血病の北別府さん、骨髄移植を延期「異存はありません」医療従事者に配慮
成人T細胞白血病療養中の元広島・北別府学さん(62)が8日、オフィシャルブログを更新。新型コロナウイルスの影響などで、4月中旬に行う予定だった骨髄移植を延期したことを明かした。
「今月の半ばすぎの予定だった骨髄移植 白血病の治療で最も難しいのは移植後の予後らしいです。抗がん剤や新しい薬などの投与も全てうまく行き順調でしたが 予後にゴールデンウィークがあり検査機関などがストップする このコロナウィルスというやつも世の中にいる などの事からゴールデンウィーク明けの移植がベターではないかという事になったようです」
経緯を説明した北別府さんは「少々延びたとて何も異存はありません」と記した。その上で「いつも患者の為に働き詰めの先生、看護師さん、スタッフさん達、コロナウィルスで増してきた忙しさを心配してしまう」と医療従事者への配慮をみせた。
前日7日は木村拓也さんの10回目の命日だった。ブログの最後には「あの優しい木村くんの事だから、このストップしている野球界のこと、いや地球上のこと全てを心配していることだろうと考えていました」とつづっていた。