横浜 新監督にOB村田浩明氏が就任 母校の窮地に「役立ちたい」

 春夏の甲子園で5度優勝の横浜は1日、野球部の新監督にOBの村田浩明さん(33)が就任したと発表した。主将だった2004年夏の甲子園では、涌井秀章投手(楽天)らの女房役で8強入り。神奈川県立白山の監督(3月末で退任)として夏の同県大会で8強入りもさせた指導力に期待がかかる。

 昨年9月に部員への暴力などで平田徹前監督(36)が解任された。野球部長は葛蔵造校長(63)が引き続き兼務、高山大輝監督代行(29)はコーチとなり麻布大付などで指導してきた関根剛さん(29)もコーチに加わる。

 村田新監督は1日付で保健体育科教諭として着任。「OBとして母校の窮地に役に立ちたいと思った。選手を見て、18年前に名門の扉をたたいたころの記憶がよみがえりました」。恩師の渡辺元智元監督(75)は「白山での指導を見ても分かるが、強くするだけでなく、人間教育もしている。適任だと思う」とエールを送った。

 新型コロナウイルスの影響で野球部は2月下旬から活動を休止し3月26日に練習を再開している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス