オリックス「青濤館」副寮長に山本克也氏 中学校教師が異色転身
オリックスは1日、山本克也氏(52)が球団本部管理部副寮長として入社する人事異動を発表した。
山本氏は前職が中学教師という異色の経歴の持ち主。田口壮野手総合兼打撃コーチ(50)の平木中-西宮北高の野球部の先輩に当たるという。
これまでは生徒に野球を教えていたが「プロ野球に携わってみたい」という希望があり、田口コーチの推薦を受けて入団となった。
今後は大阪市此花区の選手寮『青濤館』で業務に携わることになる。オリックスでは過去には寮生が免許停止期間中に車を運転して事故を起こす事件が発生したこともある。最近では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、さまざまな活動の自粛が叫ばれる。特に若年層の行動に警鐘が鳴らされる中、選手たちの管理は最重要課題でもある。
球団では「若い選手が多いですから社会人としての指導、精神面のケアを含めて力になっていただければ」と期待していた。