「練習試合、巨人8-0DeNA」(21日、東京ドーム)
上半身の張りで戦列を離れていた巨人の中川皓太投手が2月22日の日本ハム戦以来の復帰登板を果たし、1回を1安打無失点に抑えた。
九回からマウンドへ。先頭の神里を二直、楠本をスライダーで空振り三振。佐野には中前打を浴びたが、最後は育成のデラロサを遊ゴロに仕留めた。
「久しぶりの登板で少し緊張しました。ストレートも変化球も自分のイメージよりも悪くなかった。細かな部分を修正して、しっかりと開幕を迎えたい」。勝ちパターンのリリーフの一角を担う左腕が開幕へ向けての一歩を踏み出した。