巨人・原監督 開幕まで“特別ルール”提案も「時に12イニングやってもいい」
巨人の原辰徳監督(61)が18日、開幕までの練習試合で対戦球団に“特別ルール”を提案する考えを明かした。「時には12イニングやってもいい。(勝ってても)九回裏までお願いしますとも言えるだろう」とオープン戦とは違って多様な方法で取り組めることをプラスに捉えた。
まだ開幕日が定まらず「日にちが見えれば、いいニュースだが…」と頭をかいたが、下を向いても仕方がない。「目的はペナントレースにいい形で入ること。チーム力をあげることが重要」と腹をくくる。
20日からの練習試合では、多くの選手に実戦を積ませる。そのために、イニング数延長のほかにも、交代させた主力を再出場させることなどを相手球団との打ち合わせで提案予定だ。
この日の東京ドームでの全体練習では、野手がスタンドダッシュを繰り返すなど、明るい雰囲気で下半身強化に取り組んだ。「まだ時間はあるので、調整もメリハリを持たせながらやっていく」。開幕日はまだ見えぬもプラス思考で前向きに調整していく。