【鳥谷一問一答】自分のプレーをもう一回見てもらえるように
「2軍練習試合、ロッテ3-11巨人」(17日、ロッテ浦和球場)
昨季限りで阪神を退団してロッテに入団した鳥谷敬内野手(38)が17日、2軍練習試合・巨人戦(浦和)に「3番・遊撃」でスタメン出場。“デビュー戦”で移籍後初安打を放ち、軽快な守備も披露した。阪神での最終戦となった昨年10月13日・巨人とのCSファイナルS第4戦以来、156日ぶりの実戦出場に喜びを感じ、感謝の思いを込めてプレーした。鳥谷との一問一答は次の通り。
◇ ◇
-打撃の感触は。
「ピッチャーの球を見るのも、昨年の最終戦以来。そういう意味では、打席の中で自分の課題も見つかりました」
-守りの感覚は。
「ポジショニングも、少しずつ自分の感覚で動いたりとかしながらできた」
-遊撃は特別な守備位置。
「始まりとしては一番、自分が(長く)守ってきたポジションでもある。そういう部分では良かった」
-例年と比べて何%の仕上がりか。
「何%というのは、自分でもちょっと分からない。今日、試合してみてあした朝起きた時に、どうなっているか分からない。これからです。『実戦でもできるんだ』と自分に言い聞かせながらやってきた」
-新しいスタートという感覚か。
「自分が今までやってきたことをしっかり継続して、自分のプレーをもう一回みんなに見てもらえるようにしたい」
-開幕に間に合いそうという手応えは。
「自分の与えられた部分をクリアしていくことしか考えてないです」
-楽しく野球ができている。
「当然、環境の違いもありますし。誰も見ていないところで練習するっていうのは嫌いじゃない」