鳥谷、ロッテ00ユニお披露目 似合ってる?反応「聞いといてください」

 阪神を昨季限りで退団しロッテに入団した鳥谷敬内野手(38)が13日、さいたま市のロッテ浦和球場で背番号00のユニホーム姿を初披露した。「(周囲に反応を)聞いといてください」と笑ったレジェンド。半年ぶりに屋外のフリー打撃を再開。“実戦デビュー”となる17日の2軍練習試合・巨人戦(浦和)に向けて順調な仕上がりを示した。

 “ニュー鳥谷”がお披露目された。ロッテを象徴するピンストライプの真っさらなユニホーム。背中には背番号00が刻まれた。

 「自分で着ている姿を見るわけじゃないので。自分としては、おかしい感じはしない」。鳥谷は、照れくさそうだった。周囲の反応も気になるところだが「そこは(自分では)聞いてないので。聞いといてください」と笑った。

 ロッテ入団後は、練習用ウエアやユニホームの上に上着を着ていた。12日に2軍の全体練習に初めて合流し、2日目に公の場で初めて背番号00のユニホーム姿を披露した。“ゼロからスタート”という意味が込められた新背番号。11日に「新たな気持ちで00をすてきな番号にしたい」と語ったが、その決意を行動で表した。

 早くも屋外のフリー打撃を再開した。久しぶりの感覚を味わうように気持ちよさそうにバットを振った。今岡2軍監督らも見守る中、マシンと打撃投手を相手に45スイングし鋭い打球を放った。柵越えも2本あり、いずれも右翼後方の防球ネットを揺らした。「最初にしては、しっかりタイミングを取りながらバットは振れた」と納得顔だった。

 阪神での“最終戦”は昨年10月13日のCSファイナルS・巨人戦で舞台は東京ドームだった。屋外のフリー打撃となると「たぶん9月」以来で半年ぶりだ。「だいぶ昔の話になります」と笑顔で振り返った。

 約1カ月間の春季キャンプに参加していないが、体はしっかり作ってきた。この日は投内連係で二塁と遊撃に入り、三塁でノックを受けた。レギュラーを狙い、内野全ポジションを守る準備も着々と進む。仕上がりも順調そのものだ。

 今後はロッテ浦和球場で残留調整し、17日の2軍練習試合・巨人戦(浦和)で移籍後、初めて実戦に出場する。「毎日、微調整しながら」と鳥谷。近づいてきたレジェンドの“デビュー戦”。そのピンストライプ姿に、大いに注目が集まりそうだ。

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