ヤクルト・ドラ1奥川 鮮烈初ブルペン!池山2軍監督「すごいボール見た」

 「ヤクルト2軍春季キャンプ」(22日、西都)

 ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=星稜=が宮崎県西都市の2軍キャンプで初めてブルペンに入り、片膝立ちの捕手に22球を投げた。糸を引くような速球の球威を見せつけ、1月に痛めた右肘の不安を感じさせず「順調にきている。投げられたことに意味があった」と充実感を漂わせた。

 キャッチボールでは動きが悪かったと言うが、下半身の使い方についてコーチから助言を受け、修正。1球目を投じると思わず笑みをこぼし「気持ち良かった」と言う。

 池山2軍監督は「久しぶりにすごいボールを見た」と称賛。球を受けた小山田ブルペン捕手も「体感的には145キロは出ていた。落ちずに吹き上がるようだ」と目を見張った。1軍キャンプ地の浦添で映像を見た高津監督は「(1軍で)見たい。ずっと見たい。間違いないと思える立ち投げだった」と声を弾ませた。

 新人合同練習中に右肘の軽い炎症と診断され調整が遅れた奥川。「もちろん1軍で投げたい。日に日に良くなっていけたら」と先を見据えた。

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