ソフトバンク工藤監督“キューバ危機”に前向き 開幕から主力離脱も若手台頭期待

 「ソフトバンク春季キャンプ」(10日、宮崎)

 ソフトバンクは開幕からいきなり「危機」を迎える。昨秋のプレミア12で、キューバはスーパーラウンドに進出に失敗。まだ東京五輪出場権を獲得できていない。同国は3月22~26日に米アリゾナ州で8チームが参加して行われる米大陸予選に出場予定。

 デスパイネ、グラシアル、モイネロの代表入りも濃厚で、遅くとも3月中旬には代表合流のため日本を離れる見込みだ。さらに米大陸予選の結果次第では4月上旬の世界最終予選に出場しなければならず、長ければ1カ月を超す離脱となる。

 それでも工藤公康監督(56)は「チームにとってはプラスと前向きに捉えている。それぞれが、どうすればいいかを考えることが大切」と話す。昨季も特に前半は主力に故障者が続出したが、ルーキーの甲斐野、育成出身の周東らの活躍もあり危機を乗り切った。森ヘッドも「(開幕時の)枠は空くことになるだろう。若手はその枠を奪いにいく活躍を見せてほしい」と、キューバ勢不在を若手のチャンスと強調していた。

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