元ソフトバンク・松中信彦氏が指揮者デビュー 選手として出場も

 今季から四国ILp・香川の総監督兼GMに就任した元ソフトバンクの松中信彦氏(46)が3日、5年ぶりに現場復帰し、指導者デビューを果たした。

 合同自主トレ初日から精力的に動いた。ダイエー時代に恒例だったという12分間走で選手にゲキを飛ばし、ロングティーでは一人一人に助言を送り、さらに自ら打ち込んで手本を見せた。期待される選手兼任での復帰には「まだまだ先。目が衰えていて怖いですよ」と消極的だが、3月以降にスパイクを履き、本格的にフリー打撃を行うプランも。「反応があるのがうれしい。新鮮です」と笑顔で初指導を振り返った。

 この日、開幕戦が来月28日に高知戦と決定。「勝ち癖をつけたい」と就任1年目での独立リーグ日本一を目指す。

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