ロッテ・ドラ1佐々木朗希に英才教育 ダル、大谷育てた名伯楽・吉井コーチが密着

 「ロッテ春季キャンプ」(1日、石垣島)

 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が1日、1軍キャンプ初日を迎えた。最速163キロ右腕は早速、吉井理人投手コーチ(54)から英才教育を施された。

 サブ球場で投内連係に参加後、グラウンドに残り吉井コーチのマンツーマン指導を受けた。大切な股関節の使い方をイメージするためゴロ捕球後のネットスローを繰り返した。キャッチボールの距離は球速や投球の質が上がるとされる40メートルまで、投げすぎないために時間も5分間と設定された。

 井口監督から右腕の指導役を託された吉井コーチ。当面は体力作りとフォーム固めを重点的に行わせる考えで「いい感覚に戻してほしい。計画通りにやっていきたい」。日本ハムコーチ時代にダルビッシュや大谷翔平を育てた名伯楽の存在は頼もしい。佐々木朗は「分からない世界でこれからやっていく上で、いい方向に導いてくださる方」と絶大な信頼を寄せた。

 “令和の怪物”がユニホーム姿で初めて参加したキャンプ。観衆は、昨年の初日より900人多い2000人と盛り上がった。「たくさんの人に見られながら練習し、いつもと違う緊張感がありました。充実感があります」。黄金新人が上々のスタートを切った。

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