ソフトバンク・城島節さく裂!「政治経済から下ネタまで」選手の質問に応じる

 ソフトバンクに復帰した城島健司球団会長付特別アドバイザー(43)が28日、春季キャンプ中にジャンルを問わず選手からの質問に応じる考えを示した。元日付で就任して以降、この日にヤフオクドームで行われた監督・コーチ会議への出席が初仕事。技術指導をする予定はないとしながらも、球団からは指定する選手との会食を要望されるなど、大きな期待が寄せられた。

 初仕事で、じっくり空気を感じ取っていた。城島球団会長付特別アドバイザーは、球団幹部らと並び工藤監督の斜め後ろに着席。就任あいさつを済ませると、1~3軍の選手一人一人の情報を共有する首脳陣のやりとりを目の当たりにし、常勝軍団としての地位を築くチームの実態に触れた。

 15年ぶりに訪れる、宮崎での春季キャンプには第2クールまでの滞在予定。技術指導を行う予定はないとしながらも「政治経済から下ネタまで、言われれば、俺が知っている部分は答えますよ」とジャンルを問わず、選手からの質問に応じる姿勢を見せた。

 キャンプ中の動きは一任されている。「グラウンドの端っこで、雰囲気を感じようかなと思っています」。ひなたぼっこ宣言も飛び出したが、その真意をこう語る。

 「今のホークスがなぜ強いか、この選手がなぜ成績を残せているのか、逆に残せていないのか。やっぱり、その選手がプレーしている空間に行ってみないと感じられない。何を見たいじゃなく、感じる時間にしたい」

 一方、グラウンドを離れたところで、球団から特命を受けた。指定された複数選手との会食だ。異例のオーダーにも「何か世間話ができればいいかな、というふうに思う」と一肌脱ぐ考えだ。

 現役時代と同様、趣味のマージャンを介してのコミュニティー形成も画策したが、不発に終わったことを明かした。「最近いないんですね。今後のマージャン界が心配になってきました」。時代の移ろいを感じた“新戦力”が宮崎で感覚を研ぎ澄ませ、ホークスの今を探っていく。

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