ヤクルト・スアレス 弟に負けない!“助っ人兄弟”阪神スアレスとの対決に意欲
ヤクルトのアルバート・スアレス投手(30)が26日、成田空港に来日し、同一リーグ史上初の“助っ投兄弟対決”に意欲を見せた。「帰ってこられる日を待っていました」。日本球界2年目へ今季は1軍フル帯同を誓った。
今季から阪神に弟のロベルト・スアレス投手が新加入。昨年のクリスマスには家族で集まる機会があったといい「今シーズンは対戦する機会が増えるので楽しみだな」とやりとりの内容を明かした。
現地での自主トレではキャッチボールやウエートなど精力的にトレーニングを積んできた右腕は、アメフト選手らと同じ施設で汗を流してきた。兄弟対決の実現へ1軍帯同が絶対条件となる。
「日本でやっている期間が弟の方が長いので、彼の方が先輩。新しいチームになじむのに時間はかかるかもしれないけど、対戦したいです」。昨季は4試合に登板して1勝1敗、防御率1・53。弟の現在地を刺激とし、奮闘する。