巨人・原監督 金田正一さんとの初対面エピソード披露 金田流ジョークの洗礼
巨人の原辰徳監督(61)が21日、金田正一さんのお別れの会で弔辞を読み上げ、金田さんとの初対面時のエピソードを明かし、会場を和ませた。
遺影の前の金田さんへ忘れられない思い出を語りかけた。高3時、父・貢さんに連れられて初めてゴルフをし、金田さん、王貞治氏、長嶋茂雄氏の後の組で回った。「たまたまドライバーが真芯に当たり、1オンしてしまったのです。3人の先輩が振り向かれ、心臓が止まるかと思いました」。長嶋氏と王氏は笑って手を挙げてくれたが、金田さんは怖い顔をしていたという。
グリーンに行くと埋もれたボールがあり「後で聞いたら、金田さんが踏んでくれたそうで。愛情を感じました」、と金田流ジョークの洗礼を懐かしそうに語ると、会場は笑いに包まれた。