明大・田中監督が就任会見 プロ注目・入江の投打に期待

 東京六大学野球リーグの明大が6日、東京・府中市内の同大学グラウンドで始動した。練習後には田中武宏監督(58)が就任会見。2月からOBの戸塚俊美氏(55)が助監督を務めることも発表された。

 新指揮官はプロ注目で最速150キロ右腕の入江大生投手(3年・作新学院)をキーマンに挙げた。エース候補としてだけでなく、高校時代の16年夏の甲子園で野手として日本一に貢献したバットにも期待。大会タイ記録の3試合連続本塁打を放った姿を現地で観戦したことを明かし、「あれをやってくれたら」と期待した。

 入江自身も投打での躍動に闘志を燃やす。入学後は投手に専念したことで打撃練習はしていなかったが、「毎日バットを握るようにする」と宣言。本職でも1学年上の森下(広島1位)が得意としていたカーブに挑戦中で「今シーズンのキーポイント。きょうも練習した」と年明けから精力的に取り組んだ。

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