早大1年時の斎藤佑で復活だ!日本ハム9年間で通算15勝…理想は「昔の自分」

 日本ハム・斎藤佑樹投手(31)が26日、都内のトレーニングジム「トータル・ワークアウト六本木ヒルズ店」で自主トレを公開。2020年シーズンに向けたテーマを「球速アップ」と掲げ、早大1年時の自分を目指していると明かした。

 プロ9年間で通算15勝。現状打破のために数多くの一流投手を観察してきたが、理想は意外にも身近に存在した。「結局背丈が一緒で、腕の長さも一番近い人は誰だと考えた時に、昔の自分でした」。春、秋のリーグ戦で計8勝を挙げた大学1年時の姿を取り戻す。

 課題は股関節の可動域の狭さや、体幹部分の捻転力の弱さ。米シアトルの練習施設「ドライブライン・ベースボール」のトレーニング法を取り入れ、赤いロープを用いたATMというインナーの強化運動も実施。ジム内のテレビモニターに大学1年時のブルペン投球映像を繰り返し流し、合間に動作解析も加えて改善に励んでいる。

 年明けには早大の大先輩、ソフトバンクの和田と長崎県内で合同自主トレを行う予定。「参考になることがあれば盗んで帰ってきたいと思う」と決意を込めた。常時140キロ台中盤の直球を軸に多彩な変化球を駆使して…。原点回帰できれば、復活への道は開ける。

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