名球会に“特例枠”入会資格該当せずも4分の3以上賛成で会員に 古田副理事が説明

 日本プロ野球名球会の総会が10日(日本時間11日)、米国ハワイで行われ、入会資格に「特例枠」を設けることが決まった。選手起用の分業化が進むなど、多様化された時代にあわせ、入会資格も柔軟にする。

 古田敦也副理事長は「最初は『昭和名球会』と言っていたが、平成になって、今は令和になり、野球界も変わってきている」と話し、従来の資格条件である200勝、2000安打、250セーブに該当しないながらも偉大な成績を残す選手がいる現状を示した。

 二刀流の大谷の例を挙げた古田副理事長は「1000本、100勝をしたときに自分の2000本よりはすごいことをやっている。価値があると思う」と説明。総会後の懇親会では日米通算100勝、100セーブ、100ホールドを達成した元巨人の上原浩治氏らの名前が挙がった。

 今後、理事会で推薦された候補者は総会に諮られ、会員の4分の3以上の賛成をもって会員資格を与えられる。

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