松坂大輔が西武入団会見「100%を出したい」【一問一答】

入団会見で背番号16のユニホームに袖を通しガッツポーズを決める西武・松坂大輔=ザ・プリンスパークタワー東京(撮影・開出牧)
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 西武・松坂大輔投手(39)が11日、都内ホテルで入団会見を行った。背番号は16。

 メジャー移籍した2006年以来、14年ぶりの古巣復帰。冒頭、集まった約100人の報道陣を前に「このたび埼玉西武ライオンズに復帰することになりました。松坂大輔です」とあいさつした。

 会見の主な一問一答は以下の通り。

 -今の心境は。

 「とにかく早くユニホームを着たいなと思っています」

 -決め手は。

 「すぐに声をかけていただいたのがライオンズ。迷うことはなかったです」

 -今のライオンズの印象は。

 「自分がいたころは投手力を中心に守り、機動力のチームというイメージ。僕が離れてからは強力打線のイメージ」

 -どんな活躍を。

 「リーグ3連覇、惜しいところで届いていない日本一に向けて力になれるようやっていきたい」

 -14年前からの変化は。

 「球も遅くなり、やりたくないと思っていたボールを動かすピッチングをしていますし、いろんなことがありますが、そうすることが生きてく道とやっています。昔のイメージを持っている方もいると思いますが、今の自分ができる形というものを100%だしてチームに貢献したい」

 -自身にとって西武はどういうチームか。

 「アメリカからかえってホークス、ドラゴンズと経験しましたが、ライオンズに戻ってこられるというのは、なんというか家に帰ってきた感覚。ライオンズに決まったときはうれしかったです」

 -日米通算まであと30勝への意識は。

 「以前はそんなに200という数字をたいして考えたことはなかったが、僕自身も終わりがだんだん近づいているなか、それと同時に達成したいという気がしているのは確か。まわりは無理だという人が多いと思いますが、自分自身があきらめることはしたくない。あきらめず200という数字を目指してやっていきたい」

 -今のコンディションは。

 「このオフは体は動かすようにしていますし、投げるほうはそんなに距離はとってないが、去年に比べると投げています」

 -どれくらいいけそうという手ごたえは。

 「今年何も投げてないので手ごたえも何もない。期待されてない方のほうが多いと思いますが、それを少しでも覆せるようにやっていきたい」

 -西武で現役生活をまっとうする思いは。

 「当時、アメリカに行くときは戻ってくるときはライオンズなんだろうなと漠然とは思っていた。このタイミングでライオンズのユニホームを着られることになって、最後はここなんだなと思っています」

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