５年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした巨人が１０日、成田空港から米ハワイへ優勝旅行に出発。喜びを分かち合おうと原監督ら首脳陣、選手、スタッフやその家族約２７０人が常夏の島へ飛び立った。

　搭乗前にはセレモニーが行われ、原監督が登壇。立ち並ぶ選手の顔を見渡すと「今日、選手たちはグラウンドにいるときよりはるかに柔和で明るい。『家族サービスもするぞ』というような顔でようようとしています」とスピーチし、選手や家族を笑わせた。

　来季は２年連続のリーグ制覇、さらには８年ぶりの日本一への期待がかかるが、それまでしばしの休息期間。「大いに楽しんで、来季への英気を養いましょう」と呼びかけた。一行は１６日に帰国する予定だ。