メジャー通算７０勝を誇るレッズのトレバー・バウアー投手（２８）が４日、神奈川県横須賀市内のＤｅＮＡ２軍施設・ＤＯＣＫを訪問した。今永、京山ら若手投手と交流を図った親日家の右腕は、将来的に日本でプレーする可能性があることを示唆した。

　半袖半ズボンの大男は「いつになるか分からないけど、こっちでプレーしたい」。２００９年に米国大学選抜の一員として来日。その時から日本に興味を持ったとし「できれば引退する前のどこかの時点で来られたら」と付け加えた。

　日本行きを決める理由として２つの例を挙げた。一つは「ストライキがあるかもしれない」。もう一つが「自分のやりたいトレーニングができない球団であれば、日本に行きたい」とのこだわりをみせた。

　今永と話をした際には「今、日本でその格好をしているのはあなただけ」と突っ込まれ、笑顔を浮かべたバウアー。「日本のベストな投手の一人に会えて光栄」と野球談義に花を咲かせていた。