ヤクルト・ドラ1奥川 マー君になる!500人の前で宣言「すべてを持っている」

 ヤクルトの新入団選手発表会が3日、東京都内のヤクルトホールで行われ、6選手と高津臣吾監督(51)が参加した。ドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=星稜=は尊敬する選手にヤンキース・田中を挙げ、肩を並べるような球界のエースを目指すことを誓った。

 背番号11のユニホームに初めて袖を通した黄金ルーキーが、500人のファンの前でビッグな目標を口にした。「ヤンキースの田中将大投手。エースらしいピッチャーで、すべてを持っている。そういうピッチャーになりたい」。尊敬する選手を問われた奥川は、きっぱりと言い切った。

 甲子園を沸かせた本格派右腕。エースとして3年夏に準優勝したところも同じだ。田中の投球で印象に残っているのは、楽天を日本一へ導いた2013年の日本シリーズ第7戦、九回に登板してファンを熱狂させた場面。「ああいうことができる投手はかっこいい。憧れ」と、心をわしづかみにされた。

 実は2日に“ニアミス”もあった。神宮球場などを見学していた時間帯に、田中が近隣の室内練習場でイベントに参加していた。「はるかに僕なんかよりいい」と絶賛されたことを知った奥川は「すごくうれしかったんですけど、まだまだ全然、そんなことはないです」と恐縮。ただ憧れの人からのエールは励みになるはずだ。

 チームを、そして球界を背負って立つポテンシャルを秘めた逸材。高津監督も「高い目標を持って、目指していく姿勢は素晴らしい。田中投手のようになってほしい」と目を細めた。「1年目から1軍で投げて勝つことが目標」と奥川。マー君ばりの大エースへ-。その道を迷うことなく歩んでいく。

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