楽天・茂木栄五郎内野手（２５）が１日、仙台市内の球団事務所で契約交渉し、３０００万増の年俸８１００万円で更改した。将来の３番打者へ、来季は打率、本塁打など打撃主要部門で自己最高を目指すと宣言した。（金額は推定）

　昨季まで故障に泣いたが、今季は１４１試合に出場して打率・２８２、１３本塁打、５５打点を記録。「充実した１年だった」と話したが、これで満足したわけではない。目指すは将来の３番打者。だが、茂木に衝撃を与えたのが浅村の存在だ。

　「長打力、選球眼、得点圏での打撃、すべてに劣る。高く、厚い壁だと感じた」と茂木。だからこそ「（打撃で）キャリアハイの数字を残したい。しっかり食らいついて、いつか追い越したい」と将来の“浅村超え”へ、さらなる飛躍を誓った。