巨人ドラ5山瀬「慎之助」と呼んで 両親の“憧れ”阿部新2軍監督から捕手道学ぶ!
巨人のドラフト5位・山瀬慎之助捕手(18)=星稜=が21日、名字ではなく、名前の呼び捨てを希望した。「『慎之助』と呼ばれるように、愛される選手になりたい」とプロでの抱負を口にした。
阿部のようになってほしいと両親から名付けられた山瀬。阿部新2軍監督と同名で、球団スタッフも「阿部さんの前では呼びにくい」と困惑するが、山瀬は「阿部さんを呼び捨てにする人はあまりいない。呼び捨ては僕のことなので」と異例のお願いをした。
この日は今秋ドラフトで指名された8選手が、川崎市のジャイアンツ寮とジャイアンツ球場を見学。立派な施設に山瀬は「環境は整っているので、生かすのは自分次第」と表情を引き締めた。
寮では保存されている高校の先輩、松井秀喜氏の部屋を見て衝撃を受けた。「畳がすごく破けていたのが印象深い。素晴らしい環境を生かして、努力して、はい上がりたい」と決意を固めた。
来季はファームで阿部監督から捕手道を学ぶことになる山瀬。慎之助といえば「山瀬」と言われるよう、己を鍛え上げる。