侍ジャパン稲葉監督 メジャー挑戦の侍3人にエール 五輪絶望的も「全力で応援」

 野球の国際大会「プレミア12」で優勝した侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)が世界一達成から一夜明けた18日、報道陣に対応し、メジャー挑戦を希望した3人の侍にエールを送った。「全力で応援していきます」。今大会で招集した秋山、菊池涼、山口が米移籍を目指すことに、納得の表情でうなずいた。

 海を渡れば、来夏の五輪出場は絶望的となる。率いる立場として、痛手になるのは間違いない。それでも「夢は持っていると思うし」と理解を示す。故障で出場できなかった秋山を含め3人とも世界一に貢献。「(メジャーとの交渉の)結果が国内に残れば最高なんですけど、挑戦は応援したい」と力を込めた。

 今後は本格的な五輪モードに突入する。五輪メンバー選考の方針を問われた指揮官は「今回の選手を土台にしていく」としつつ「甲斐野がルーキーであれだけの活躍をしてくれた。そういう選手が出てくれば、考える必要もあると思う」と、新戦力の発掘にも含みを持たせた。

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