侍ジャパン・誠也「とにかく攻める」決勝・韓国戦へ闘志

 野球日本代表「侍ジャパン」の鈴木誠也外野手(25)が15日、神宮球場に隣接する室内練習場で最終調整。16日・韓国戦(東京ドーム)へ「とにかく攻めて、後悔しないように」と闘志を燃やした。また2次ラウンドの2試合が行われ、韓国がメキシコを7-3で下して3勝1敗とし、当該チーム間の勝敗により、16日の日本戦を待たず日本と韓国の決勝戦進出が決定した。韓国は東京五輪出場も決めた。

 侍ジャパン不動の4番は宿敵・韓国戦を前にしても泰然自若だ。「とにかく攻めて、後悔しないように。そういう打席を迎えたいです」。神宮球場に隣接する室内練習場でバットを振り込み、決戦に臨む準備は整った。鈴木が勝利を呼び込む。

 14日の時点で打率・476、3本塁打、11打点、8得点、2三塁打、そして長打率が1・191の打撃部門6冠。初戦の5日・ベネズエラ戦(桃園国際野球場)から6試合連続安打中と圧倒的なパフォーマンスを見せている。絶好調の要因は打席内での超積極的な姿勢。16日・韓国戦でも変わらない。

 「自分のスイングを数多く出して、その中で結果が出なければ仕方ない」

 相手の先発は今大会で既に2勝を挙げているヤン・ヒョンジョン。「来た球を打つだけですね。軌道が分からないですし、見よう見ようと思っていたら終盤までいってしまう」と語った。

 前日の休養日は都内の宿舎で完全休養し、コンディション作りに励んだ。「めちゃくちゃ疲れていたので、休めて良かったです」。2015年の前回大会は準決勝で韓国に3-4と惜敗し、結果的に3位に終わった。侍ジャパンの主砲が借りを返し、世界一へさらなる推進力を生み出す。

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