オリックス・ドラ1宮城 入団合意 契約金は「両親に贈りたい」
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オリックスからドラフト1位で指名された興南の宮城大弥投手が15日、那覇市内で契約交渉し、契約金8000万円、年俸770万円で合意した。
背番号は13に決まった。
契約金の使い道を問われると「親孝行すると決めていました。両親に贈りたい」とまっすぐに話した。
幼少のころから野球を続けるために苦労をかけた両親への恩返しのときがようやく訪れた。
MAX149キロの速球とカーブ、スライダー、チェンジアップの変化球を操り三振の山を築いてきた。
担当の縞田スカウトは「球にキレと強さを感じる。こういう左投手は見たことがない。楽天の松井みたいになれるんじゃいかと思います」と評価した。
宮城は「U-15、U-18と世界一の目標がかなわなかったのでいずれは球界を代表する投手になって侍ジャパンに選ばれたい」と話した。
座右の銘は“一生百錬”。「ずっと同じ練習を繰り返し鍛えて強くなる。自分に必要な言葉だと思っています」とプロ入り後も鍛錬を続け強くなってみせる。