豪州が米国下し初勝利 元中日の豪州監督「投手陣がいい仕事をしてくれた」
「プレミア12・2次ラウンド、米国1-2豪州」(13日、東京ドーム)
ここまでスーパーラウンドで勝利がなく3敗で最下位に沈んでいた豪州は初回にホワイトフィールドの適時打などで2点を先制すると、先発のアサートンが米国打線を五回途中まで無安打に抑える好投。米国は八回にペイトンの一発で1点に迫るが、豪州が逃げ切った。
元中日の豪州のニルソン監督は「とてもいいゲームだった。投手陣がいい仕事をしてくれた。才能あふれる米国チームを相手にしっかりと準備ができていた。初回の得点が大きかったし、三塁の(元オリックス)ジョージ、センターのホワイトフィールドらの守備が非常に良かった」と満足げに振り返った。
好投のアサートンは「米国に振らせることを心掛けた。ストレートを内外角に投げ分けること、緩急を意識して攻撃的にいこうと捕手と話し合っていた」と語った。
米国は1勝3敗となり決勝進出の可能性が消滅した。
ブローシャス監督は「結果は非常に残念だ。豪州は接戦が多く強いチームだと警戒はしていた。十分な得点を稼ぐことができなかった」と振り返っていた。