侍・浅村3打席連続タイムリー 29歳お祝い打!バースデーソングに「力入った」

 「プレミア12・2次ラウンド、日本3-4米国」(12日、東京ドーム)

 打線が振るわない中、まさに孤軍奮闘。敗戦の中、浅村栄斗内野手(楽天)が3安打3打点でチームの全得点をたたき出した。

 「自分らしいバッティングができた」

 この日が29歳の誕生日で二回の第1打席では、スタンドがバースデーソングの合唱。「まさかあそこまで、すごい声援を送ってくださるとは思ってなかった。本当に力も入りました」と驚きの表情を浮かべて感謝した。

 ファンの声援を自身の力に変え、勝負強さを発揮した。四回の第2打席では2死三塁でしぶとく右前にはじき返した。六回には右中間に適時二塁打。八回は左前適時打を放った。しっかりと低めの球を見極めた上で、全て違う投手からタイムリー。「自分の打てるボールをしっかり選択してアジャストできた」と振り返った。

 しかし勝利にはつながらず。「また切り替えてやるしかない。今日のいい流れのままで、しっかり自分自身はやっていきたい」と決意を示した。

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