侍・稲葉監督「執念だと思います」周東&源田での同点に賛辞 2次ラウンド初戦勝利

 「プレミア12・2次ラウンド、日本3-2オーストラリア」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 2次ラウンド初戦を接戦の末に制した侍ジャパンの稲葉監督が、終盤に同点、勝ち越しに成功した選手の“執念”をたたえた。

 先に2点を失い、4番・鈴木の3戦連発で1点差として迎えた七回、代走の周東が二盗、三盗を決め、源田のセーフティースクイズに反応して本塁へ滑り込んだ(記録は野選)。八回には浅村が2死満塁から押し出し四球を選び決勝点となった。

 球場内でのインタビューで、2次ラウンドの初戦白星を「勝つというのは非常に難しいんですけども、選手みんなで結束を持ってなんとか勝てたのでまた明日につながると思います」とかみしめた稲葉監督。同点のシーンは「執念だと思います。気持ちだと思います」と振り返った。代走に送り出した周東については「あそこはとにかく1点とって追いつきたいというところで、周東くんを出しましたけど、見事に三盗もしてくれて、かえってくれて、本当にいい仕事をしてくれました」とたたえた。

 九回を2失点でしのいだ投手陣には「フォアボールが一つもなかったので非常にピッチャー陣も頑張ってくれたと思います」。反撃の本塁打を放った鈴木にも「重い空気の中であの1点は大きかったと思いますね」と賛辞をおくっていた。

 日本は12日に米国、13日にメキシコ、2日間をあけて16日に韓国と対戦する。球場はすべて東京ドーム。

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