ソフトバンク高橋礼が五回まで完全投球 Gメルセデスも1安打投球で譲らず
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「日本シリーズ・第2戦、ソフトバンク-巨人」(20日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクの高橋礼投手が、五回まで完全投球。左打者7人を並べた巨人打線を完璧に封じた。
初回、2番坂本勇には初球の内角球を芯で捉えられたが、中堅手の柳田がライナー性の打球をフェンス間際で好捕。続く3番丸からイニングをまたいで岡本、阿部と3者連続三振。三回も危なげなく、四回は内野ゴロ3つで三者凡退。五回は大城に特大ファウルを打たれたが、三邪飛に仕留めた。五回まで球数71球、5奪三振、内野ゴロ8つ。
だが、巨人メルセデスも譲らない。好調ソフトバンク打線に緩急を駆使して翻弄(ほんろう)。二回にデスパイネから空振り三振を奪うなど、直球、変化球ともに切れ味抜群。ストライク先行の投球で、テンポ良くアウトを重ねた。
五回2死から松田宣に左前打を打たれ、続く中村晃には四球。ピンチを迎えたが、内川を右飛。得点は与えず、グラブをたたいて喜んだ。メルセデスは五回まで球数58球。