大阪桐蔭 履正社に雪辱星!2年ぶりの優勝 仲三河が5打点大暴れ

 「秋季高校野球大阪大会・決勝、大阪桐蔭9-6履正社」(13日、シティ信金スタジアム)

 大阪大会の決勝が行われ、大阪桐蔭が履正社を下し、2年ぶりの優勝を決めた。今大会初の4番を任された仲三河優太外野手(2年)が、本塁打を含む5打数4安打5打点の活躍で勝利に貢献。履正社に昨年のリベンジを果たした。3位決定戦は初芝立命館が勝利。上位3校は秋季近畿大会(19日開幕・奈良)に出場する。

 勝利に飢えていた。前チームでは8年ぶりに春夏連続で甲子園出場を逃し、悔し涙をのんだ大阪桐蔭が、再び大阪の頂点に立った。

 「去年の悔しさが、このチームの原動力になったと思います」。西谷浩一監督(50)の言葉通り、昨年の雪辱を誓った新チームはこの大一番で、悔しさを晴らす執念を見せた。

 0-0で迎えた五回。2死一、三塁で3番・西野の左越え適時二塁打で先制すると、続く4番・仲三河がインコースの変化球をうまく捉え右翼へ。相手を突き放す豪快な2ランで均衡を破った。さらに、七回にも右前適時打で2点を追加。チームは九回に同点とされたが、延長十回に3点を奪い返し、ライバルとの激戦を制した。

 今大会初の4番を見事に務めあげた仲三河は「『まずここで勝とう』と言っていたのでうれしいです」と安どしたが「自分たちは挑戦者。相手よりもやってきたという自信を持って打席に立ちたい」と早くも次を見据えている。最強集団の復活へ-。伝説は再びここから始まる。

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